器材の保管や運搬、みんなはどうしている?

ダイビングハック

ダイビングは器材を使用する遊びです

ダイビングは器材を使用する遊びです。マスク、スノーケル、フィン、グローブ、フブーツ、ウェットスーツにドライスーツ、レギュレーター、オクトパス、ゲージ、BCDジャケット、ダイビングコンピューター、カメラ、ライト、、、、本当にたくさんの器材を使用します。自分にあった器材を見つけて揃えることもダイビング楽しみの一つです。

保管の前に大事なのは、ダイビング後のしっかりとした器材洗いと乾燥

湖などの淡水に潜るダイビングもありますが、多くのダイビングは海水でしょう。それゆえに、ダイビング後の器材洗いは重要です。器材の洗い方は講習でも教わると思いますが、個人的に特に大切と思っている部分は洗い方が不十分だったがゆえに故障することが多いところです。もう少し具体的に言うと、錆びやすいところ、カビが生えやすいところです。わかりやすく言うと、フィンやグローブなどは多少洗い方が雑でも取り返しの付かないことにはなりにくいです。一方、中圧ホースやドライホースなどのカプラー(接続部分です)やBCDジャケットのインフレーター、バッグやブーツ、スーツの金属製のファスナーなどは、洗い方が不十分だと塩が残っていて、後々錆びて故障の原因になります。頻繁に使用するなら問題は起きにくいかもしれませんが、数か月ぶりにバックを開けようと思ったら、錆びていて開かない、などという話はダイビングあるあるです。また、レギュレーター(呼吸源です)のセカンドステージの内部などは洗い方が不十分だとカビが生えやすいのでよく洗う必要があります。

しっかり洗った後にはしっかり乾燥が必要です。理想は日陰で完全に乾かす、です。直射日光で乾かすと、乾くのも速いですが、ゴム製品などは、生地が硬くなってしまったり、日焼けして変色してしまうものもあります。

保管をする際に注意する点

器材を保管する際に注意してほしいのは、長期の保管で変なクセが付いてしまわないようにすることです。具体的に言えば、押し潰された状態でマスクを保管していたら、マスクのスカート部分(顔に当たるシリコンの部分です)が変な形に曲がってしまった、とか、ドライスーツのネックシール部分が折れたまま保管したために、深いしわが刻まれてしまった、なんていうこともダイビングあるあるです。

マスクであれば、購入した際にマスクが入っていた専用のケースに入れて保管する、ドライスーツのネックシール部分は、折れ曲がったりしない状態が継続できるように工夫して保管する、ということがおすすめです。スーツ類も、折りたたんでしまっておく、ではなく、ハンガーに吊るして、まっすぐなまま保管する、がおすすめです。すべての器材をバックに入れたまま、バッグごと押し入れに入れておく、などという保管の仕方は本当におすすめできません。
風通しの良い、カゴなどに入れて保管しておくこともおススメです。バラバラになってしまっても管理が大変ですし、密封されていてはカビも生えやすくなります。

都内にお住いの方などは、なかなかどうして保管スペースが確保しにくい、という方も大勢いらっしゃると思います。できる範囲で構わないと思います。末永く使う大事な器材だからこそ、できる限りベストな保管の仕方を工夫してみてください。

最近では、自分がホームゲレンデにしているダイビングスポットに器材の保管を依頼している、というダイバーも多くなりました。宇佐美DCでも器材の保管を承っています。興味のある方は、HPをご覧ください。

運搬の仕方は主に3つ

ダイビングの器材一式は結構な重量になります。一つにまとめると、一般的に容量100Lくらいのバックに入れることになります。それらの器材を運搬する方法は主に3つです。自分にとってベストな方法を見つけてください。

キャリーケースやキャスターを利用して運搬する方法

まず1つ目は、キャリーケースやキャスターを利用して運搬する方法です。電車派のダイバーなどはこの方法がベストでしょう。ただし、混雑した車内で他の方の迷惑になっているかもしれない、と気を遣ってしまうことや、エレベーターなどがない駅で重たいキャリーやキャスターを持ち上げる苦労があることは知っておかねばなりません。

車で運搬する方法

2つ目は車で運搬です。この方法は車がある場合です。ダイビング前は器材は乾いていますが、帰りは濡れていることが多いでしょう。車の中にブルーシートをしく、とか、車内を濡らさないように器材が入る大きさの箱を用意しておく、など、こちらも工夫が必要です。

郵送する方法

3つ目は郵送する方法です。ちなみに、本州の中に送るならクロネコヤマトや佐川急便が、離島や沖縄に送るならゆうパックを利用すると送料が安く抑えられることをダイバーは知っておくべきです。ダイビングスポットに送る際には、事前に器材を送っても問題ないかを問い合わせておいた方が無難です。また、沖縄に送る際には、中三日見ておくと安心です。器材一式を送って、片道、本州の中なら1500円~2000円、沖縄なら2500円~3000円くらいが目安になります。

まずはそれぞれの運搬の仕方を試してみると良いと思います。色々試してみて、この方法が自分には一番合っている、という運搬方法を見つけ出してみてくださいね!どの方法も大変だ、という方は、ぜひ、宇佐美DCの器材倉庫をご利用ください。器材の保管や運搬に関するたくさんの悩みから一気に解放されるはずです。

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