適正ウエイトを知らないと損することが多い!
エ) 適正ウエイトで潜る
適正ウェイトで潜ることは、中性浮力の基礎を作るためにはとても重要なのです。
ウェイトを適正量に調整するメリットの一つに、BCDの吸排気の手間が少なくなるというもの
があります。
オーバーウェイトの場合、まだ水深が浅い段階で体が沈み気味になってしまい、浮力調整が
呼吸だけでは間に合わず、
それだけBCDに吸気する機会が増えてしまいます。その分浮上の際に排気の手間が増えるのは
当然ですね。
これはダイビングをする上でストレスですし、多くの場合中性浮力の状態で泳ぐ時間が減って
しまうので、なかなか浮力コントロールの良い状態が覚えられません。
初心者のうちは適正ウェイトで潜るのも簡単ではありませんが、そこには上達のためのエッセンス
がたくさん詰まっているため、
出来る限り頑張ってみて欲しいところです。
![](https://usami-diving.com/wp-content/uploads/2023/12/1130a17c-520c-4044-a72a-cbf6f4022072.jpg)
オ) 自分なりの目安を作る
スポーツ全般に言えることですが、良い時のイメージを持つことは大切です。
上手くいかなくなった時、そのイメージが原点に立ち返るための目安になるからです。
中性浮力に関しても、ばっちりコントロールが出来ている状態を体と頭で覚えておきましょう。
例えば、「中性浮力がとれている時は、水平姿勢で5秒に1回ペースのキックでも、
水深をキープしたままゆっくり泳ぐことが出来る」というようなイメージですね。
イメージを作るのが難しい場合は、バディやインストラクターに頼んで、自分が上手く泳いでいる
ところを動画で撮ってもらうと良いでしょう。
良い状態の時の目安が出来上がれば、あとは常にそこに合わせるように、微調整を繰り返して
いけばよいと思います。
さらに一歩上達して、他のダイバーから差を付けましょう!!