2024年03月15日 更新

ダイビングのイメージと現実のギャップとは?

慣れるまでが大変なスポーツですよ、ダイビングは。。。

楽しくて、魅力的なイメージが強いダイビングですが…

水中は陸上とは違う環境の為、ダイバーを魅了することもたくさんある半面、

ダイバーは色々な壁にあたり、ストレスを感じることになります。

幼少時代自転車に乗る練習をした経験はありますよね?

大人のようにスイスイ乗れたらどれだけ楽しいものかと、子供ながら胸を躍らせ、いざ乗ってみると・・・

何回転んだか覚えていません・・・・

そのような記憶がありませんか?

ダイビングも同じです。

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器材を準備して、いざ、水中へ潜ると・・・・口呼吸が苦しく感じる・・・

普段、人は鼻呼吸です。ダイバーはマスクで鼻が覆われているため口呼吸しかできません。

たくさん吸って息を吐く事を忘れてしまうダイバーも。それが余計に苦しく感じてしまう原因なのですね。

少し呼吸に慣れたところでマスクをつけて水中に顔を付けてみるものの、

マスクの中に水が入って飲みそうになる・・・

顔にフィットしていないマスクでは、どうしても水が入ってきます。

慣れていないと鼻呼吸をしてしまい、水を飲んでしまいそうになる。

飲んだ時の事を想像してしまう・・痛い・・苦しい・・

そして、怖くなって何度も何度も浮上してしまう・・・

我慢できなくなって、水面に出てしまうのですね。落ち着け落ち着けと思っていても、

体が勝手に・・・

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呼吸は慣れてきても、今度は水中でバランスがうまく取れない・・・

水中ではタンクの重みは感じませんが、バランス感覚が陸上とは異なります。

泳ぐ時の姿勢もそうですし、安定感のある膝立ち状態ですら、ラッコのように

タンクの重みで後ろに倒れてしまう人が多いのです。不自由さを感じます。

さらに、なぜかフィンキックがうまくいかない・・・

特にレンタルのフィンだと、自分の脚力にあったフィンでない為、力まかせに蹴ってしまい

それは足がつる原因になります。更に想像しているよりもスムーズに進まないという事も。

これらの事からもお分かりのように、実は多くの方が最初は水中で余裕がなく、

目の前のインストラクターしか見えていない。

陸上でもそうですが、余裕がないと周りが見えません。魚や景色を見ている余裕がないのです。

普段行かない水中という環境で、さらに普段身に付けないダイビングの器材を装着しているので、

ストレスを感じるのは当然の事です。

ですから、Cカード取得時は、『楽しい~~!』ではなく、『大変・・・』と思っている

ダイバーがほとんどなのです。

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苦しい思いをして認定されたのに、想像と違い途中でやめてしまう方も中にはいらっしゃいます。

ですから、先にこのギャップを知っていただきたかったわけです。

ただ、自分のスキルに不安があるこのような状態で、認定されても

自分自身で安全を確保して楽しいダイビングをすることはできるのでしょうか?

お分かりの通り、できませんよね。しかし、解決方法はあります。ご心配なく!

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etakagi05